あなたはロードバイクで輪行をしたことがありますか?輪行はロードバイクの楽しみを一気に広げてくれるものです。もし、あなたがまだ輪行に慣れ親しみがない場合は、是非この記事を読んでみてください!
この記事では、輪行の初心者の方に「そもそも輪行って何?」という疑問から「具体的な輪行をする方法や手順」、さらに「輪行して行けるおすすめサイクリングコース」まで網羅的に紹介します。
目次
輪行とは
まずは、輪行の基本的な情報から確認してみましょう。輪行にもいくつかの種類があります。ここではそれぞれ紹介していきますね。
輪行の定義
そもそも輪行とはなんでしょうか?もしかしたら、聞き慣れない方もいるかもしれません。

輪行とは、公共交通機関に自転車を分解して持ち込むことです。輪行によって自転車だけでは行くことが難しい遠くへ自転車を運び、その場所でサイクリングを楽しむことができます。つまり、電車、バス、飛行機や船などに愛車を詰め込み、遠出することができます。
輪行のすすめ
輪行は、自転車に翼が生えると表現されることもあります。

輪行を覚えることによって、自転車だけでは行くことができなかった観光地や家から少し遠いサイクリングロードへ出かけることができます。これにより本当にロードバイクに乗ることが楽しくなります。私はロードバイクを買ったら最初に覚えることの1つに輪行を上げたいくらい輪行はおすすめです。
特に都内など在中の方など、意外と近くに気持ち良く走れる場所が少ないという人には輪行はおすすめです。私はまさにこの状況でした。都内の道は整備もされていてありがたいのですが、車や信号も多くロードバイクを楽しむのには少し物足りず、段々と乗らなくなってしまいました。
しかし、輪行を覚えてからはロードバイクに乗る頻度が格段に上がりました。平日に輪行をして訪れる場所を調べて予定を立て、週末は輪行でプチ旅行をすることがやめられなくなりました。この時に初めてロードバイクを買って本当に良かったと思いました。この記事が、輪行にチャレンジしたことがない方が、ロードバイクを楽しむことができるようになるきっかけになると嬉しいです。
電車と鉄道での輪行
前置きが長くなりましたが、それでは輪行を種類を見てきましょう。輪行と言ったら電車で輪行をすることが一番ポピュラーです。

JRや私鉄、地下鉄などの電車には基本的に輪行をして自転車を持ち込むことができます。料金もかからず無料です。細かなルールが各社で設定してあるので、利用する際には鉄道会社のルールを確認しましょう。
例えば、JR東日本では「サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの」の手回り品は無料で持ち込むとしっかりと提示されています。注意点は、解体し専用の袋、つまり輪行袋に入れなければならないということです。
より詳しく電車輪行に関して解説した記事もあります。初めて電車で輪行する際には是非ご一読ください。

輪行袋の使い方や具体的にどのように輪行をすれば良いのかは、記事の後半で紹介しますね。
- 電車で輪行する時には、各鉄道会社のルールを確認しましょう
- 基本的には、自転車を分解して輪行袋に収納すれば無料で持ち込むことができます
飛行機での輪行
また、飛行機へも自転車を輪行して持ち込むことができます。電車と比べて圧倒的に遠くに自転車を運ぶことができ、ロードバイクの楽しみの幅がとても広がります。離島や海外に行くこともできます。

想像しやすいように電車や鉄道の輪行に比べて、飛行機の輪行にはいくつかの特別な注意点があります。例えば、ロードバイクのタイヤの空気は抜く必要があります。気圧の変化が大きいからですね。これ以外にも、普段より頑丈な輪行袋を使った方が良いなどの気をつけることもあります。

- 飛行機輪行は電車や鉄道輪行に比べて考慮すべきことがいくつかあります
- 鉄道と同じようにロードバイクを輪行袋に入れて現地で組み立てて乗るというのことは共通です
新幹線での輪行
さらに、新幹線においても輪行をして愛車のロードバイクと一緒に旅をすることができます。

新幹線輪行は東京オリンピックを見越してルールが変更されました。東海道、山陽、九州線の新幹線に乗る際には、「特大荷物スペースつき座席」という席を予約する必要があります。これは各号車座席の一番後ろの席です。この席さえ事前に確保しておけば、特別な手続きは不要で電車での輪行と同じように輪行袋にロードバイクを詰め込み、車内に持ち込めます。
また、私は東海道、山陽、九州線以外の新幹線に乗る時にも指定席で最後尾の席を必ず確保します。トラブルを回避することもできますし、快適ですよ。

以前は新幹線の空いているスペースを見つけて、そこへ各自置いていました。東海道、山陽、九州線のようにルールが定まったことにより、トラブルが発生しづらくなり心置きなく新幹線で輪行をすることができるようになりました。
- 新幹線輪行は「特大荷物スペースつき座席」を予約する必要がある路線がある
- スペースを確保できている安心感があるのでとても便利で旅の幅が大きく広がります
サイクルトレイン
輪行ではないですが、サイクルトレインもロードバイクの楽しみを広げてくれるとても便利なサービスです。

サイクルトレインは、自転車をそのまま電車の中に持ち込むことができる電車です。輪行をする際には、自転車の組み立て・分解という作業が発生します。さらに輪行袋の携帯などいくつかの荷物が増えてしまいます。サイクルトレインはそのような手間を大きく減らして、愛車と共に普段は行けない遠くへサイクリングに出かけることができます。
有名なサイクリングとして「B.B.BASE」があります。東京の両国駅からロードバイクをそのまま詰め込み千葉方面まで遠出することができます。日本にはまだまだサイクリングの事例は少ないですが、海外ではとても一般的です。電車だけではなく、バスにも自転車を持ち運ぶことができる国や地域もあります。日本でもより普及して欲しい制度です。

- サイクリングは輪行をせずとも、自転車を電車やバスに乗せることができる
- B.B.BASEは東京都の両国駅から乗れるサイクルトレイン
輪行をしてサイクリングする時に準備するもの
次に、輪行をする際に必要になってくるものを紹介します。ここでは、輪行でサイクリングに行く際に、どうしても買わなければならないものだけを紹介します。
輪行袋
まず絶対に必要なのが輪行袋です。
輪行袋にはいくつかの種類があります。縦型・横型という収納方法の違いから、前輪のみを外せばよいのかどうか。重要な重さやどれだけコンパクトに収納できるかなどが購入をする際の判断基準になるでしょう。
私のおすすめは縦型でなるべくコンパクトに収納できる輪行袋です。縦型は特に電車で輪行をする際に置き場所のスペースを削減できます。さらに輪行をして目的地で自転車に乗っている時には、輪行袋を畳んで持ち運ぶ必要があります。その際になるべくかさ張らない輪行袋を選ぶと良いでしょう。
より詳細にどのように輪行袋を選べば良いのか、おすすめの輪行袋を紹介した記事も用意しました。

- 輪行袋は必ず必要なものです
- 収納方法や重さ、畳んだ際のコンパクトさなどが購入の際の判断基準
- 輪行旅を楽しむためのおすすめは縦型でなるべくコンパクトなもの
リアエンド金具
また、リアエンド金具も必須の用品です。
リアエンド金具は購入してみて実際に輪行を試してみるまでイメージが湧きにくいものだと思います。リアエンド金具は輪行の際に、後輪のフレーム部分に取り付けます。これによりタイヤを外した状態で自転車を自立させることができます。また、ディスクブレーキ搭載自転車で採用されているスルーアクスルにはそれ専用のリアエンド金具があるので自分の自転車に合わせて購入をしましょう。
輪行袋を購入すると場合によっては、リアエンド金具も付属している場合があります。最初に輪行に挑戦する際にはそのようなものを選ぶと良いかもしれません。

- リアエンド金具も必須用品
- 後輪のフレームに取り付け、自転車を自立させる
- スルーアクスルとクイックリリース用のものがそれぞれある
パッドスペーサー
ディスクブレーキ搭載のロードバイクを輪行する際にはパッドスペーサーが必要です。
パッドスペーサーはブレーキパッドの間に挟むものです。ロードバイクを購入時に付属していることも多いです。タイヤを外して、このパッドスペーサーを挟むない状態でブレーキをかけてしまうとブレーキパッドがくっついてしまい元に戻らないということが発生してしまうケースがあります。
- ディスクブレーキのロードバイクには必須
- タイヤを外した後に、ブレーキパッドの間に挟んで使うもの
サイクルバッグ
ここらからは輪行自体には必須ではないですが、輪行で遠くにサイクリングをする際に必要になることが多いものをいくつか紹介します。1つ目はサイクルバッグです。
輪行をしてサイクリングをする際には紹介した輪行袋やリアエンド金具などを持ち運ぶ必要があります。それらを収納して自転車に取り付けるためにサイクルバッグが欲しくなるケースが多いです。輪行した目的地のコインロッカーにそのようなものを預けることもできますが、疲れた時に輪行してその地点から帰宅するなどができなくなってしまうので注意しましょう。
サイクルバッグにはサドルやフレームに取り付けるものなど多くの種類があります。最初は自分の好みに合わせて楽しんでみましょう。1つ注意点として、リュックサックで長距離をサイクリングをすることはおすすめできません。どうしてもサイクリング中にストレスになってしまいます。
最初は、安いもので充分なのでサイクルバッグを取り入れてみてください。確実に輪行がもっと楽しくなりますよ。

- サイクルバッグは輪行自体には必須ではないが必要になることが多い
- リュックサックは避け、自転車に取り付けるタイプを選ぶと良い
サイクルウェア
またサイクルウェアも輪行で旅をする時には欲しくなるアイテムです。
ロードバイクに乗りたての時には普通のスポーツウェアやTシャツで乗っている方も多いでしょう。普段はこのようなスタイルでも良いと思うのですが、長距離乗る際にはどうしてもサイクルウェアが必要だと思います。それの大きな1つの理由が、バックポケットです。これにより少し遠出をしても様々なものをポケットの中にストレスなく入れることができます。ちょっとした飲み物から輪行袋までバックポケットに入れることができます。
ピチピチの服で苦手意識がある方もいると思いますが、バックポケットの便利さはびっくりします。想像以上に何でも入ります。

- サイクルウェアも輪行には必須ではないがすぐに欲しくなる
- 荷物が多くなりがちな輪行サイクリングでバックポケットはとても重要
鍵
輪行でサイクイングする時には必ず鍵も携帯しましょう。
ロードバイクはどうしても盗難が多い物です。換金性が高く、軽くて簡単に盗むことができるようです。そのような悲しい場面を避けるためにも鍵の携帯は必須です。
ロードバイクの鍵には安全性の高いもの、携帯性の高いものなどなど様々な種類があります。ロードバイクの鍵の重要性、鍵の種類、最初の1つ目の鍵の選び方を解説した記事もあるのでご覧ください。

輪行の手順
それでは本格的にどのように自転車を輪行していけば良いかを紹介します。
写真や文字だけだとイメージが完璧にできないこともあるかと思います。輪行を実際にする前に、家で1度練習をしてみることをおすすめします。しかし、意外と簡単なので怖がらなくて大丈夫ですよ。
輪行をする場所の確保
まずは、輪行をする駅で輪行作業をする場所を確保します。
人通りの邪魔にならないことはもちろん、点字ブロックを避け、バス停など人が集まりやすい場所も避けると良いです。また、地面が斜めになっていると少し作業がしづらいので、平らな場所だとなお良いです。夏場などは日陰の場所の方が熱中症対策としても良いでしょう。
また、東京駅などの大きい駅では、改札からプラットフォームまでの距離が短い場所を探すのもコツです。輪行した自転車を持って長い距離を歩くのは、どうしても体力を消耗してしまいます。自転車を担ぐのは駅の中くらいですが、少なくすることができればそれに越したことはありません。
私の経験的に出発地の輪行する駅というのは段々と固定化されていきます。何度か通っているうちに良い場所が見つかってくると思うので、日頃から輪行しやすい場所を目星つけておくと便利です。
- 人が少なく、点字ブロックなどを遮らないように最大限の配慮をする
- 平らな場所で、日陰だと作業が少しだけ楽になる
- 輪行する場所からプラットフォームまで近い場所を選ぶのがおすすめ
サイコンなどを外す
次に自転車に付属しているサイコンなどを必要に応じて外しましょう。
水が入ったボトルやあまり動かしたくない繊細なセンサーやサイコンなどは自転車から取り外すと楽です。ただ、サドルは外す必要はないです。実際に自転車を分解して持ち運んでみて、別に持ち運んで保護をしたいものや持って歩いてる時に邪魔になるものを外しましょう。
私の場合はあまり気にならないので、ボトルとスマートフォンを外すくらいで基本的にはそのまま取り付けたままです。
取り外したものはサイクルウェアのポケットに入れたり、自転車のフレームバッグに入れたりすると楽です。極力、別のリュックなどは持っていかない方が、サイクリング中は快適です。
- 水が入ったボトルや邪魔になってしまうものを自転車から取り外します
- 取り外したものの収納はサイクルウェアやフレームバッグがおすすめ
後輪を外す
やっと自転車を分解していきます。分解の最初のステップは自転車の後輪を外します。

初めてやる時には少しだけ難しいステップです。ただ特殊な能力は必要なく、1回2回と練習すれば簡単なので頑張っていきましょう。まず、後輪を外す際にはギアを「アウタートップ」にします。一番重いギアですね。こうすると外すの楽になります。また、ブレーキパッドを広げておきましょう。
そして次にクイックレバーを緩めます。少し固い場合もありますが、力を入れていきましょう。この後輪のクイックレバーは特にくるくると緩めたりする必要はありません。
クイックレバーを緩めた後は、後輪を抑えながら、サドルを持って自転車を持ち上げます。そうすると自転車と後輪が別々になり外すことができます。この時に、どうしてもチェーンが引っかかってしまい、チェーンを触ってしまい手が汚れてしまうことが多いです。最初は気にせずウェットティッシュなどで拭いて過ごしましょう。慣れてくるとチェーンを触らずにサクッと外すことができますよ。
- ギアは一番重い「アウタートップ」が後輪を外しやすい
- クイックレバーを緩めて、後輪を抑え、自転車を持ち上げると簡単に外れます
自転車を逆さまにして前輪を外す
後輪の次は前輪を外します。

前輪は後輪と比べると簡単です。まずは、自転車を上下逆さまにして地面に置きましょう。この時に地面が斜めだと作業がしにくいので、輪行する際は平らな場所がおすすめです。
裏返した後は、前輪のクイックレバーを緩めます。前輪の場合は、緩めてからくるくると少し回す必要があります。また、ブレーキパッドを広げておきましょう。あとはただ前輪を上に引っ張れば簡単に外れます。
- 前輪を取り外す時には自転車を逆さまに置くと楽
- クイックレバーを緩めれば後輪と比べて簡単に外れる
リアエンド金具を取り付ける
前輪と後輪をはずしたら、リアエンド金具を取り付けます。

リアエンド金具を取り付ける際には、ギアをローに入れます(後輪の一番軽いギア)。こうすると少しリアエンド金具を付けるのが楽になります。
リアエンド金具の棒の部分を外してギアの間にはさみます。その状態で、リアエンド金具をフレームに取り付けます。最初は難しくチェーンをたくさん触ってしまうかもしれません。取り付けたらリアエンド金具がチェーンステーと平行になるように角度を調整してみてください。
リアエンド金具を取り付けると、リアエンド金具とサドルによって自転車を立てに置くことができます。この時にグラグラしてり、自立することができないようであれば、リアエンド金具の角度を再度調整してみてください。
- リアエンド金具を取り付ける時には、ギアをローに入れます
- 最初は難しいですが、リアエンド金具を取り付けることにより自転車を立てに置くことができる
必要に応じて自転車を保護する
次に自転車を必要に応じてフレームカバー、チェーンカバーなどを取り付けます。輪行をする上で必須ではないですが、傷や汚れを防いでくれます。

私は荷物になるのが嫌なので必要最低限の保護にとどめています。フレームカバーを一箇所とスプロケットカバーを取り付けています。ディスクブレーキの場合は、さらにディスクブレーキの保護とブレーキパッドにパッドスペーサーは念の為付けましょう。
- 気になる場合はフレームカバーなどを使い自転車を保護します
- 繊細なディスクブレーキ車の場合は、パッドスペーサーとディスク部分の保護はした方が良いでしょう
ホイールをフレームに縛り付ける
そしてホイールをフレームに縛り付けて輪行袋に入れる準備をします。

自転車が縦に自立するようになったらその状態で左右に後輪と前輪を縛り付けます。輪行袋にはホイールを縛り付けるための紐が付属しているので、それを忘れずに持っていきます。
取り付け位置は、フレームの前輪ブレーキパッドの下、ハンドルの横、サドル付近あたりの3箇所をしっかりと縛るとよく固定されます。この縛り付けをしっかりすることで、持ち運ぶ際の安定感が増しますので自分の自転車に合った方法を探してみてください。ただ、最低限フレームとホイールが縛れていれば輪行には問題がないので気負わないでください。
ハンドルはギア側と反対側にするのがおすすめです。そうするとバランス良く自転車が自立します。これで、タイヤ、リアエンド金具、サドルがそれぞれ自転車を安定的に支えてくれます。
- 気になる場合はフレームカバーなどを使い自転車を保護します
- 繊細なディスクブレーキ車の場合は、パッドスペーサーとディスク部分の保護はした方が良いでしょう
輪行袋に詰め込む
最後に輪行袋に自転車を詰め込みます。

輪行袋には向きがあります。基本的に輪行袋にはガイドがあるので迷うことはないでしょう。「サドル位置」のようにアンカーがあるので、その上にサドルを置きます。
そして肩紐も取り付けます。肩紐はボトムブラケット(ペダルの根本)あたりに輪っかを作り引っ掛けます。その状態で輪行袋に肩紐を通す穴があるので、そこに通します。
輪行袋の上に自転車を置き、肩紐の準備ができたら輪行袋を閉じます。輪行をする際には、自転車の一部でも自転車が外に出ているのことはルール違反なのでしっかりと全てを入れてあげましょう。また肩紐の長さ調整もしっかりとしておいてください。肩紐が必要以上に長いと持ち運ぶのが少しだけ大変になってしまいます。
- 輪行袋のガイド通りに自転車を置き、肩紐を取り付ける
- 自転車が輪行袋の外に出ないようにする
- 肩紐の長さは持ち運びやすさに影響するので自分に合う長さを見つけましょう
より詳しい輪行のやり方を知りたくなったら
この記事では簡単に輪行のやり方を紹介しました。より詳しい、写真を大量に使用して輪行のやり方を徹底解説した記事もあります。是非、ご覧ください。

都内から輪行で行けるおすすめのサイクリングコース
輪行に必要なものを準備して、家で輪行の練習をすれば、愛車のロードバイクでどこにでも行けます!ここでは、都内から輪行で行けるおすすめのサイクリングコースを紹介します。
霞ヶ浦
ロングライドをするには霞ヶ浦はとてもおすすめです。
輪行拠点になる土浦駅は輪行スペースが豊富にあり、サイクルショップもあるので万が一の時にも安心です。土浦駅は自治体としてサイクリストをサポートしてくださっており、サイクリストフレンドリーで感動しますよ。
霞ヶ浦も至るところに標識があり全く迷うことがありません。霞ヶ浦を一周するショートコースは全長約90kmの間に信号も坂もほとんどありません。霞ヶ浦や茨城の自然を感じながらロードバイクに乗るは本当に気持ちが良いです。
筑波山
ヒルクライムをするのにおすすめなのが筑波山です。
輪行拠点はつくばエクスプレスの筑波駅になります。筑波駅も輪行スペースがあり、つくばエクスプレスにより秋葉原から1時間もかからずに到着します。駅周辺にはパン屋もたくさんありとても楽しいです。
中でもおすすめなのが、筑波駅から行ける不動坂です。サイクリスト用にどれだけ登ったかなどの標識があり、サイクリストも多く車が少ないので初心者にもおすすめです。体力があれば、つつじヶ丘駐車場まで頑張ると食事処も豊富です。
ロードバイクの輪行のまとめ
いかがでしたでしょうか?
私は輪行を覚えてからロードバイクの楽しみが何倍にもなりました。この感動をロードバイク初心者の方や輪行未経験の方に少しでも伝えることができれば、サイクル業界がより発展するのではないかと思いこの記事を書きました。
ロードバイクでの輪行をすることの魅力が伝わり、様々な疑問点を解消することができていたら幸いです。