あなたは輪行袋を買う際に悩んでいませんか?意外と値段も張る輪行袋。失敗はしたくありません。そんなあなたにこの記事を書きました。
この記事では、そもそも輪行袋が何か、なぜ必要なのかを紹介します。また、輪行袋の中にもいくつかの種類やタイプがあります。それらを解説して、最初に買うべきおすすめの輪行袋を紹介します。
目次
輪行袋とは?
輪行袋とは何でしょうか?それをおさらいします。
輪行袋は輪行する際の必需品
輪行袋は輪行する際に必須となる前輪や後輪を外して分解した自転車を収納する袋です。ただの袋よりも頑丈にできており、自転車を収納することに特化しています。
輪行をして公共機関に自転車を持ち込む際には、この輪行袋にしっかりと全て収納されていることがルールです。自転車をそのまま持ち込んだり、輪行袋から大きくはみ出した状態ではいけません。
輪行のより詳しい説明や各公共機関ごとの輪行の説明は、こちらの記事をご覧ください。

輪行袋の種類
輪行をする際に必ず買う必要のあるアイテムである輪行袋にはいくつか種類があります。次に、それぞれの輪行袋の特徴を解説していきます。
前輪のみを外して収納する輪行袋
最初に紹介する輪行袋は前輪のみを外すタイプの輪行袋です。
輪行をする際には、輪行袋に収めるためにホイールをロードバイクの本体から外す必要があります。このタイプの輪行袋は、前輪のみを外すため比較的簡単に自転車の分解が完了します。特に後輪はギアなどと密接に関わっており、この後輪をそのままにしておけるのはとても楽です。
その反面のデメリットとして、輪行袋にロードバイクを収納した際に全体のサイズが大きくなってしまいます。これは実際に輪行をすると分かりますが、想像以上にストレスを感じる場合が多いです。公共機関で大きな荷物を持ち運び、それをどこかに置いているのは申し訳ない気持ちになります。また、ロードバイクのサイズによっては公共機関が定める車内に持ち込める最大サイズを超過してしまう可能性もあります。
これらの点を理解をして、前輪のみを外すタイプの輪行袋を使いましょう。
前輪と後輪を外して収納する輪行袋
次に紹介する輪行袋は、前輪と後輪の両方を外して収納する輪行袋です。これが私の一番のおすすめの輪行袋です。迷ったらこのタイプの輪行袋を買えば良いでしょう。
この両輪を外すタイプの輪行袋は、前輪を外すタイプよりも収納した際にスペースを取りません。基本的にコンパクトに収納することができます。
デメリットはやはり後輪を外すのが最初はとっつきにくいということでしょう。しかし、これは一度やって覚えてしまえば何の問題ありません。むしろ、自分のロードバイクがどのように組み立てられているのか理解することができるというメリットも生まれます。
どのように輪行をすれば良いのかの詳細はこちらの記事で画像を大量に使って詳しく説明しています。是非、読んでみてください。前輪と後輪を外す方法を紹介していますよ。

横置きの輪行袋
また輪行袋には、収納した自転車を横に置くタイプと縦に置くタイプと種類があります。まずは、横型の輪行袋を紹介します。
横型の輪行袋は、ロードバイクをハンドルとサドルの2点により支えて置きます。
このデメリットはやはり置いた時にスペースを大きくとってしまうということです。また、商品によりますが、輪行袋自体の重量やサイズも大きくなることが多いです。
横型のメリットは、ハンドルとサドルで支えるので、特に追加の部品が必要ないということです。縦型の輪行袋には、エンド金具という別の部品が輪行する時に必要になります。そのため、旅先で余計な荷物を減らせます。初めての方には輪行袋に入れる時間も短く済むことも多いです。
縦置きの輪行袋
次に縦型輪行袋の紹介をします。これが私のおすすめの輪行袋のタイプです。
縦型輪行袋のメリットは、とてもコンパクトになることです。ちょうど新幹線の2人席の横幅くらいです。横型の輪行袋だと、電車や新幹線などの車内のどこに置いても目立ってしまうのですが、縦型の輪行袋はちょうど良い感じに収まりストレスがありません。
縦型の輪行袋は、ロードバイクをサドルとエンド金具という部品により支えます。これによりロードバイクを立てに置くことができます。
縦型の輪行袋は、輪行してサイクリングに行く時にエンド金具を持っていかなければなりませんが、エンド金具自体はとても小さく邪魔になりません。また、輪行袋もコンパクトにまとめることができるので自転車に取り付けてサイクリングすることができます。
輪行袋の選び方
いくつかの輪行袋やその種類を紹介されて困惑させてしまったかもしれません。ここからは、どのように買う輪行袋を選んだら良いかを考えてみます。
まずは縦型 × 両方を外すコンパクトな輪行袋を購入
何度か言及しましたが、おすすめはコンパクトに収めることができる縦型で前輪と後輪の両方を外すタイプの輪行袋です。
このタイプの輪行袋は基本的にどのような電車や新幹線などの車両に何の心配もなく持ち運ぶことができます。
電車で移動中に大きなスペースを取って他の人の邪魔にならないようにずっと気をつけているのはとてもストレスです。その点、縦型かつ両輪を外すタイプの輪行袋だと、人の邪魔に比較的なりにくいです。
デメリットである後輪まで外して輪行をしなければならない点ですが、正直、すぐに慣れます。確かに、後輪を外すとチェーンを触ってしまって手が汚れてしまうこともありますが、慣れればそういうことも少なくなります。最初に何度か輪行の経験を積めばこのデメリットは解消されることが、私が強くこのタイプをおすすめする理由です。
飛行機など特殊な交通機関を使う場合はそれ専用の輪行袋を選ぶ
電車、新幹線やバスなどの基本的な交通機関を使う場合は、紹介した縦型で両輪を外す輪行袋を使えば問題ありません。
しかし、もしあなたが飛行機を使って輪行をしたいと考えている場合は、もう少し自転車を保護する機能が付いている輪行袋を選ぶべきでしょう。
飛行機ではどうしても愛車のロードバイクをスタッフに預ける必要があります。たくさんの荷物が処理されているので、より丈夫なものを購入して準備をしましょう。
おすすめの輪行袋
最後にもうどれを選んだら良いか分からない!という人におすすめを紹介します。
オーストリッチ SL-100
悩んだらオーストリッチ SL-100を買ってください!
私はこの輪行袋をメインとして使っており、何度も様々な場所を訪れましたが、破れたりしたこともありません。この丈夫さは驚きます。
ロードバイクの収納後もコンパクトになるので、どのような交通機関でも問題がありません。また、袋自体もかなり小さく軽量なので旅先でのストレスもありません。
オーストリッチはいくつもの種類の輪行袋を展開しており、説明文などにSL-100は輪行に慣れた方向けと紹介されていますが、あまり気にしなくて良いというのが私の意見です。輪行は最初はとっつきにくいですが、難しいことは何もありません。SL-100が一番コンパクトで扱いやすいですよ。一度買ってしまえば、長いこと使えてどこにもで行けます。
輪行袋のまとめ
いかがでしたでしょうか?輪行袋は意外と何千円もします。そのため、輪行袋選びに失敗して後悔してしまう人が減って欲しいと思いこの記事を書きました。
輪行はとても楽しくロードバイクの楽しみを何倍にもしてくれます。その際に必ず準備しなければならないのが、この輪行袋です。私の意見が強く出てしまった記事ですが、是非参考にしていただけると幸いです。