あなたは飛行機で輪行をしてサイクリングに出かけたことはありますか?飛行機での輪行が公共交通機関の中では一番ハードルが高いかもしれません。
この記事では飛行機輪行に関して説明をして、いくつかの注意点も解説します。さらに飛行機輪行に使えるおすすめの輪行袋も紹介します。


目次
飛行機輪行はサイクリングの楽しみを広げてくれる

もし飛行機輪行を経験したことがない方は是非挑戦してみてください。飛行機輪行はサイクリングの幅を最大限に広げてくれます。
国内の有名地ならばどこにでも行けますし、頑張れば海外にロードバイクを持っていくことだって挑戦することができます。最近はサイクリストフレンドリーな空港や航空会社も多く、とても楽しむことができます。
そして、電車での輪行などの経験がある人にとってはそこまで難しくありません。やはり、飛行機輪行特有の注意すべきことはありますが、そこまで恐れることはありませんよ。
飛行機輪行の注意点
次に飛行機輪行特有の注意点を解説します。これらのことだけを気をつければ後は普通の輪行サイクリングと一緒です。1つずつ確認していきましょう。
しっかりと航空会社の規定を確認しよう

まず、最初に考えなければならいのが、航空会社選びと各社の規定の確認です。
私のおすすめはLCCのような航空会社ではなく、大手の航空会社を選びことです。充実したサービスを提供しているので、基本的に追加料金などもなくロードバイクを持っていくことができます。また、荷物のトラブルも少ないです。
また、必ず航空会社の荷物に関する規定は確認してください。持っていくことができる荷物の大きさや重量などしっかりと明記されています。場合によっては、持ち込めない・追加料金がかかるということもあるので当日に慌てないためにも、事前に見ておきましょう。不安なら事前に電話で確認をしても丁寧に教えてくれますよ。
空港まで行く方法を考えておく

忘れがちなのが空港まで行く時には電車やバスで輪行をするか、自走して行く必要があるということです。
大体のケースにおいては空港までは電車で向かうでしょう。この時にはいつも通りに輪行をする必要があります。空港によっては自転車で行けない場所もあるので注意しましょう。
バスや電車で輪行をすることが問題ないか、荷物も含めてしっかりと移動をすることができるかなど事前に計画を立ててスムーズに飛行機輪行サイクリングをすることができるようにしておくのがおすすめです。
タイヤの空気を抜いておく

飛行機輪行に特有の輪行する際の違いとして、タイヤの空気を抜いておくということです。
飛行機が飛行している際には気圧が低くなり、パンクなどが発生する可能性があります。問題ないケースもありますが、基本的には抜いて安全を優先した方が良いでしょう。
空気を抜く際には携帯ボンベなども持って現地で再度空気を入れます。また、地方の空港にはサイクリストのために空気入れを用意してくれている場所もあります。そのような施設があるかも確認しておきましょう。
CO2ボンベなどにも注意

最後にCO2や自転車工具など、全ての荷物が飛行機に持ち込むことができるかを確認しておきましょう。
特にパンク修理キットとして携帯していることが多いCO2ボンベは必ず規定を確認してください。ボンベのサイズなどによっては空港で回収される恐れもあります。小型のものなら問題ない航空会社もありますが、必ずチェックをしてから向かいましょう。
このような情報は各航空会社のホームページに掲載されていますが、探すのが難しいこともあります。その場合は、電話で聞いてみるとすぐに解決しますよ。
おすすめの飛行機輪行用の輪行袋
飛行機輪行をする際に注意すべきことは理解していただけたかと思います。もう1つ考慮すべき点に、輪行袋があります。ここでは、飛行機輪行用の輪行袋に関して紹介します。
普通の輪行袋でも良い場合もあるが不安が残る
最初の疑問は普段電車などで使っている輪行袋で問題はないか?ということです。
いつもの輪行袋をそのまま飛行機輪行に使って輪行をすることは可能です。実際に私も経験があります。飛行機会社のスタッフの方が丁寧に扱ってくださったおかげで特にトラブルもなかったです。
しかし、これは少し運が良かったかなとも考えられます。そのため、私は基本的にいつものコンパクトな輪行袋よりも丈夫な箱型の輪行袋を飛行機輪行では使います。
荷物になりますし、値段も普通の輪行袋よりも高くなってしまうのですが、飛行機に乗っている間ずっと不安に思っているよりは飛行機輪行に作られた輪行袋を使った方が良いでしょう。
ここからいくつかのおすすめの飛行機でも安心して使える輪行袋を紹介します。
OSTRICH(オーストリッチ)
最初におすすめするのがオーストリッチからの飛行機などでも使える輪行袋です。
オーストリッチの輪行袋はとてもおすすめです。電車での輪行袋を紹介した時にも一番使います。しっかりと自転車を保護してくれ、自転車であるということがいくつかの言語で記載されており海外でも使うことができますよ。

Qbicle(キュービクル)
次に紹介するのがQbicle(キュービクル)の輪行袋です。
こちらは完全に箱型になっており安全性がとても高いです。さらにコンパクトに畳むことができるので、ホテルなどでも邪魔になりません。それでもサイズが大きいので、ロードバイク以外の小物も入れることができます。
シマノ
また、ロードバイク乗りに知らない人はいないであろうシマノからも飛行機輪行で使える丈夫な輪行袋が発売されています。
この輪行袋の特徴はその軽さです。またサイズも比較的コンパクトなので輪行に慣れている方にはとてもおすすめの飛行機輪行で使えるアイテムです。
飛行機輪行のまとめ
この記事では飛行機輪行に関して紹介しました。最初に飛行機輪行の魅力をお伝えし、いくつかの注意点を考えてみました。最後に飛行機輪行で使える輪行袋も紹介しました。
最初、飛行機輪行はとてもハードルが高いです。この記事により安心して飛行機輪行に挑戦していただけるようになっていることを願っております。